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クラウドファンディングが地方創生に役に立つ理由

 世界各地にあるサーバーを経由して、そのサーバーの中にあるデータを入手してネット空間で不特定多数の人間がやり取りを行うのがクラウドです。
そんなクラウドは様々な分野で活用することで社会をより良いものにできると期待されていますが、そのクラウドが社会に与える影響の中で注目されているのがクラウドファンディングです。
クラウドファンディングとは群衆を意味するクラウドと資金調達を意味するファンディングを組み合わせた言葉で、その意味通りにクラウド間で不特定多数の人間に協力してもらって資金調達をするというものです。
自身が行う事業に対して用意できる事業資金だけでは足りない時に、これから行おうとする事業の概要だけでなく資金が足りないということをネット上にアップロードします。
そして事業の優良性を認知してもらい、この事業を始めるために資金を工面してくれる人を募集するのです。
募集と同時に自身で立ち上げたホームページ上に入金ポストをつくるかネットバンク上に入金先を作り、銀行送金という形で立ち上げたクラウドファンディングのサイトに入金してもらうことで事業資金にするのです。

 クラウドファンディングが注目されている理由としては、この仕組みをうまく理由すると地方創生に役に立つとされているからです。
日本のふるさと納税のように、世界各国にも地域の経済が活性化できるように国や自治体が事業を立ち上げて資金注入できる仕組みはあります。
もちろんふるさと納税のような仕組みも地方創生に役に立つのですが、クラウドファンディングによる資金注入の違いは注入した資金の分散にあります。
国や自治体が行っている地域活性化のための納付では、道路のインフラ整備や文化継承の事業資金そして民間の生活の改善など住みやすい環境づくりに使われるのが主です。
もちろん住みやすい環境づくりは地域活性化にとって重要ではあるのですが、それと同時にほかの地域にはない独自の事業や取り組みをすることで新しい産業を生み出すことも必要になります。
その独自の事業や取り組みを複数作り上げることによって、地域は新しい収入源を作ることになるので地方創生に役に立つのです。
ふるさと納税のような投資では分散されてしまって新しい産業になる独自の事業や取り組みに資金注入がされないのと、銀行にとっては道筋が分かりにくいものに対して投資をするのはリスクが大きいので審査が通る可能性は低いです。
その点クラウドファンディングは、その独自の事業や取り組みに対して直接資金注入できるので地方創生につながるのです。

 直接資金注入をすることで新しい産業を生み出すことのできるクラウドファンディングは、これからの社会を支えていくうえで重要な役割を担えると期待されています。
しかし実際に運営する場合には、クラウドファンディングをする側にとっても資金注入をする側にも注意しなければならない点があります。
クラウドファンディングをする側はホームページにアップロードすればよいというわけではなく、しっかりと事業計画書を作成することが重要です。
クラウドファンディングは銀行以外から資金調達をする方法とはいえ、銀行の審査と同じように調達に同意してくれた人の信頼にこたえる必要があります。
もし事業計画を吟味せずにただアップロードをして失敗すれば、瞬時に信頼性は失われ今後融資してもらえる可能性は無くなります。
そして資金注入する側にとっても、かならず注意してほしいのがアップロードされているサイトが本当に事業を行う意思があるのか判断することです。
実際に起きた事例ですが、アップロードされたサイトに興味をもって資金注入したがその後サイトが立ち消えて支払った資金だけが無くなるということが起きています。
そのため実際に資金注入するのであれば、ネットバンク経由にしているサイトを選ぶか所在がしっかりしているサイトを吟味して注入することが大事です。

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